私、人ごみが苦手です。フィレンツェのウフィッツイ美術館も断念したぐらいですから。
今回のパリの旅では、なるべく混んでいないところを回ろうと思っていました。
美術館選びは、まず、その日にどこのレストランに行くかによって決まることがほとんどです。Museé Bourdelle を選んだのは、モンパルナスにあるガレット屋さんを一度訪れてみたかったから・・・。
Museé Bourdelle は、小さく、私にとってはとても良いサイズ。赤煉瓦の建物を見落としそうになりました。
入り口近くの庭園に数多くの彫刻がおかれていて、都会のオアシス的な感じです。これが、夏の良い天気の日だったらもっと良かったですね。こちらの美術館は、もと、ブールデルの生家で、アトリエの跡もみることができます。
ロダンに宛てた手貝からのフレーズ
実は、私、子供のツアーに混ぜてもらって、2つのお部屋の講義をきかせてもらいました。子供むけだからフランス語の語彙も少ないし、ゆっくり話してくれるから、超私むき。付き添いのおじさんが手招きしてくれたからちゃっかりね。フランスって、美術館が勉強のために解放されていて本当に良いですね。これこそ、文化の遺産が生かされているって感じです。子供の情操教育にも良いですし、それから、自由な見方も助長してくれます。日本では学生のころ、詰め込み教育で、この絵はどのように見るかを叩き込まれましたからね。
そんな広くないところを、ほぼ、2時間いたのでした。
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